天気が良いと、屋外展示はきれいに見えます。ベニイロフラミンゴが水面に写っているところがきれいでした。

今回の目的は、東園の「夜の森」、西園の「小獣館」です。共に室内展示で、いつもは、ちゃんと見ないことが多く、シンガポール動物園で見たワタボウシタマリンやスローロリス、マメジカも上野動物園では見た記憶がなかったので、反省の意味もこめてゆっくり見て回りました。
が、室内展示で、暗いこともあって写真撮影は殆ど失敗です。一応、タマリンとマメジカの写真を掲載します。


シンガポールに比較するのは悪いのですが、室内での形態展示の限界を感じました。見る人をわくわくさせる展示方式ではありません。
とはいえ、展示点数の割りに敷地は狭く、これ以上の拡張・改修も限界に来ていると思います。
海の森に動物園を!
思い切って、オリンピック会場予定地の1つであった海の森に上野動物園を移転させてはいかがでしょうか。
1.海の森は、建築家の安藤忠雄氏が森の再生プロジェクトを推進されていて、これからの動物園の目指すべき姿である生態系の保護と再生にも合致します。
2.海の森は総面積88haであり、全部を動物園とするならば、現在の上野動物園の5倍の敷地が確保できます。もちろん、従来型の動物園ではありませんので、森など生態系の再生とセットで進めるだけでなく、電力(既に風力発電機が設置されています)や水も、循環再生型にするなど、半閉鎖系の生態系システムを構築することができると思います。これは、これから日本が世界に向けて発信すべき「エコと自然保護(再生)の先進国」というメッセージの象徴にすることができます。
3.付近に住宅地もなく、万一動物が脱走しても島ですので、思い切った展示ができると思います。また、お台場や芝浦から船でアクセスするなど、交通システムについても面白い試みが可能かと思います。葛西水族館やTDLとシャトルボートで結ぶなどのネットワークも構築しやすく、観光資源としてのポテンシャルも高いと思います。
4.現上野動物園の敷地ですが、東園は歴史公園として再整備します。西園は、新しく環境・エコ重視型の住宅街として再開発します。西園の敷地を払い下げることで、資金繰りにも貢献できます。
一時的なイベント誘致よりも、こういった視野で施設を企画していただけると、東京都民としても都税の払い甲斐があるのですが・・・

